hiro-yuのブログ

ユーさんとやり取りするためだけのブログ

2023年6月のブログ記事

  • 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて P190〜194

    り。されど是は方便にして帰するところは、自己の魂を発見する方便にすぎざるなり。信の力すぐるれば自己の魂が稔りを全うすることの理は、かくの如き関係となると知らば更に新らしき道を構じて、其によって自己の個性を発見せば、神を求め仏を願ふの要もなからん。 例へば我に信じらるる事柄に対して、他人は厭ひて信ぜ... 続きをみる

  • 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて P185〜189

    在は認ること難し。此理は諸子もよく知るならん。一本の鉛筆にて白紙に文字を認むるとき悪き鉛筆ならば、文字は描かれずして明らかに見ること難からん。 是等は分解性に属するが、故なりと知るべし。 一本の線に於ても融和性と、分解性によって相違あるなり。諸子はこの事柄に対しても、紙と線との融和と誤解する勿れ。... 続きをみる

  • 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて P178〜184

    自をはなるる如きは是信にあらず。信ぜざるが故に、斯る姿となるなり。此意味を諸子は知るや。諸子には到底理解すること難からん。 諸子の信仰は信にあらずして唯知ると云ふに他ならず。 知りたりとて信ずる力なくんば、其は空行く雲の如し。神を知りて神を信ぜずば、自他一如の関係とはならざるなり。然して霊気は和せ... 続きをみる

  • 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いて P174〜177

    自得する道は開らかるる事を知るによって、参考に迄語りおくべし。霊気を知るは魂にあり。 魂の力優れずば霊気に順ずることは難し。是は複雑微妙なる意味を有す。霊気とは先にも語りし如く、すべてに通ずることは諸子も知るところならん。霊気には特殊の作用あるによって、無言詞を有言詞に化せしむる力もあり、又法を作... 続きをみる

  • 絶対界 第十章 霊気と霊気の交はりに就いてP166〜173

    第十章 霊気と霊気の交はりに就いて 肉眼には光を伴ふ。肉耳に於ても是に類する関係あるなり。故に物体に遮ぎらるれば見聞することあたはず。然るに霊気は実間空間を嫌はず通ずるが故に、あます所あらずして感応導交するなり。一如と云ふは即ち霊気ならでは、一如とはなり難し。赤子を知らんとならば、赤子の程度迄尺度... 続きをみる

  • 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 P162〜P166

    時物と物との化合することなく、唯思案なし居りては機能は得難し。其と同様にて諸子の拝みは思案に等し。故に通ぜざるなり。此心と此心と化合せしめて、その望みに役立しめんとの考へにて拝みするならば、其は調合したる薬を服用したると同様の結果となる故に、病苦は治癒する如く望みを成就するなり。 一心と云ふは即ち... 続きをみる

  • 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 P156〜161

    所謂声なき声、音なき音、即ち無声音無音声と云ふは是なり。諸子は常に種々様々の事柄を感じ居るは、すべて心のはたらきにして空間にのびたる枝葉が、風によつて動揺なしつつあるに他ならず。 是を心のはたらきと云ふ。枝葉は心に合ひ、幹は魂に合ひ、根は霊に通ず。然して修養修行は此理に基きて工夫せば可なり。 枝葉... 続きをみる

  • 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 P151〜155

    とを得ん。一疋の蚤が跳ぶ力を、その蚤の大きさより、人間に比例して考ふる時は、一とびに高き処に跳び上るとも何等不審することなかるべし。然るに人は蚤に比例したる働きをもなし得ざるにはあらざるか。 肉体の力に信頼すればかくの如く弱はきものにて、かかる不自由なるものの中心にあらざる事の理は推して知らるるな... 続きをみる

  • 絶対界 第九章 不滅母霊子と無言詞の関係 P147〜150

    於て戦ひを交へ多くの人命を奪ふも、帰するところは有害なるものを排除して、有益なるものに化せしめんとするの戦いなるべし。然りとせば生かさんが為の戦ひにして、亡ぼさんが為に争ふにてはあらざるべし。此理よりすべてを考察する時、全宇宙は即ち生より生へと、生を追てすべてを作り、又生かさんが為に障碍となるべき... 続きをみる